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【鳴滝紳吾】人生は、エンターテインメントだ。-"売らない"バンドでメシをくう-

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音楽でメシを食うなら、スタジオに籠るのはNG

こんにちは。「”売らない”バンドでメシを食う」鳴滝紳吾です。
最近はPLAYGROUNDに行く時、子供たちも一緒なので「看板娘・看板息子」化してきています。

|音楽ビジネスは、権利商売?

先日、音楽をビジネスという視点で考えたらどんな商売なのか、という事についてこんな動画をアップしました。

「音楽ビジネスは権利商売?」という、なんともアーティストが避けたくなってしまうテーマ。

しかし、このテーマに対してしっかり向き合っていかなければ、アーティストでメシを食っていくことはほぼ不可能と言っても過言では無いかと思います。

例え音楽といえども、誰かからお金をいただいて活動をするもの。
「ビジネス」の観点を持っていなければ、いくら楽曲が良かったとしてもせいぜいレーベルや事務所に良いように使われるだけになってしまうでしょう。

音楽を取り巻くビジネスにおいて、ちょっと前まで市場でメインとなっていた収入源は「権利」です。楽曲そのものでもなく、ライブでもなく、楽曲を制作したり販売した際の「権利収入」によってさまざまなレーベルや事務所の売上でした。

なぜ、権利があるのか。

楽曲という性質上、「創作物」である楽曲には必ず権利が発生する。

そして、その楽曲を発信するためにレコードやテープ、CDが発明された。
それにより、CDなど楽曲を販売する側にも権利が発生するようになった。

2000年前後を中心に、空前のCDブーム。
その頃は飛ぶようにCDが売れました。

事務所やレーベルはたくさんのアーティストを囲い、権利を持つことで音楽業界を成立させてきた。


しかしそれは「CD」というパッケージが無いと販売・PRできない”制限”があったからでしょう。

|音楽は元々「コミュニティ」である

音楽は、最初から権利商売だったわけでは無い。
もとはと言えば、ヨーロッパの貴族たちがクラシック音楽を楽しみ、オーケストラのステージを観に行く「人の集まり(コミュニティ)」だったのです。

そのコミュニティ商売から、楽曲を販売するというビジネスにシフトすることでいつしか権利商売として成長していきました。


しかし最近はどうでしょう。


SNSをはじめ、インターネットの普及により「全員が発信」できる時代になりました。しかも、個性としてさまざまな価値観が認められやすくなっている、とても幸せな時代。


インターネットを通じて、さまざまなコミュニティの形成も、容易になりました。「発信の”制限”」が無くなったのです。

|音楽でメシを食うなら、スタジオに籠るのはNG

全員が発信できる時代。なんと幸せなことでしょう。
これは、「メシを食いたい人が食える」時代が来ているとも言えます。

「良い曲を作っていれば、いつかお客さんも増えて、どこかのお偉いさんが目を付けてくれるだろう」

おめでとう、そんなことを考えているアナタは一生「音楽が趣味」で終わります。そんなのは、幻想だ。

本当にメシを食いたいと思うなら、ありとあらゆる全てのものを使って発信シマくろう。

発信しないのは、存在していないのと同じである。

本当に音楽を生業として人生を謳歌したいなら、音楽をビジネスとして考えることは避けられない。

どう発信して、行動して、どういう出会いをつくるか。

音楽業界をギャンブルのように感じてしまうのは他の誰でもなく、アーティストであるあなた自身の問題なのです。

さあ、動きましょう。今やらなければ、何も変わらない。

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